こんばんは。
うつ病とも心身症とも10年近い付き合いを経験しました、あわ子です。
今回の記事は非常にデリケートな問題に触れていますので、平静を保てそうにない場合は避けていただくことをオススメします。
経験から語らせていただく。
ここ数日で身近にいるメンタル病んでる系の友人の友人の近況や、他にも応援していた方がうつ病でお休みされたりなどすることが重なりました。
間違いなくただの偶然なんですけどね。(^^;
それで「自分はどうだったかなー」と思い起こしたり考える機会があったため、今一度ここでまとめてみるに至ります。
※自分でも細々と思い出すのはいまだにキツイものがあるので、そのあたりはボカします。ご了承ください。
『最低』も『最悪』も『普通』の中に潜んでいる。
どこのご家庭も似たようなものかもしれませんが、外から見てよほど『変』『変わってる』と評されない限りは『普通の家』と言われます。
その中でずっと育ってきた人間にとっては、それがずっとスタンダードな状態なんだと思うしかありません。
他の家なんて知りませんから。
友達の家に1日泊まったぐらいで、その家の日常に触れられることなんて1ミリあるかどうかだと思います。
何より友達同士で話すことがメインなので、家庭環境や家族関係にまでなんて興味を持てない時間。
外側から見える内側なんて、無きに等しいです。
どれだけ「やめて」と言った声が潰されていったことでしょう。
何度「どうしてこんなことをするのか」と思ったことでしょう。
やがて毎日こう祈るようになりました。
「朝になったら消えていますように」
「透明になって、何も感じなくなっていますように」
「私が消えて、残った家族がつつがなく平和に生活していけますように」
当然そんな願いが叶うはずもなく、毎朝ため息と絶望と共に目覚めました。
「まだ生きてた…」
ひどい時は毎晩フラッシュバックを起こしてのたうち回っていた。
紆余曲折や経過観察を経て、今ありがたいことに人生を謳歌しながら生きています。
ドクターやカウンセラーの方、受付の方にも、その節は大変お世話になりました。
うつ病も心身症も、本人がなろうとしてなるようなものじゃない。
けれどもなる時はなるんです。
誰にも責められるものじゃないし、精神論や根性論で解決できる問題じゃない。
でも自分の症状を軽くするため、少しでも眠って心身を休めるための治療は必要です。
それぞれに色々あって当然だし一概に言うことでもありませんが、ずっとどうにもならない気持ちになって毎晩のようにフラッシュバックにのたうち回っていた私も、おかげで少しずつ眠れるようになりました。
方々で言われていることですが、睡眠ってとっても大切です。
経過観察は面倒ですが、ひどい時に舞い戻るよりは1億倍マシです。
何年も通っていた病院を卒業(?)する時は怖かったですが、何とか舞い戻らずに今まで生活できています。
- ぐっすり眠れる状態
- ご飯を美味しく食べられること
- 安心して過ごせる環境
基本的人権の一部だと思うのですが、そうやって過ごせない人間でした。
なので若干不眠症気味ではあるものの、今の生活を死守すべく、日々戦っています。
これが何か参考になれば幸いです。
それでは今夜もおやすみなさいませ。
使用画像:andreas160578によるPixabayからの画像